「車のコーティングを自分でやってみたいけれど、本当に簡単なのだろうか」
そんな疑問を持ってこの記事にたどり着いた方は多いと思います。
私自身も以前は、コーティングは専門店で施工するものだと考えていました。しかし愛車のホンダ フィットe:HEV RSを購入してから考え方が変わりました。
せっかく洗車するなら少しでも長くきれいな状態を保ちたい。できれば費用も抑えたい。そんな思いからいろいろ試した結果、現在も愛用しているのがシラザン50トップコート付です。
きっかけはモータージャーナリスト河口まなぶ氏のレビューでした。実際に施工してみると、想像していたよりはるかに簡単で驚いた記憶があります。
下地処理はシャンプー洗車と脱脂作業が中心。施工後は2か月に1回程度のトップコートメンテナンスだけでも十分な艶と撥水性能を維持できています。
新車から3年以上が経過した今でも、ボディを見るたびに「まだこんなに艶が残っているのか」と感じる場面が少なくありません。
車コーティングは決してプロだけのものではありません。正しい方法と製品選びさえ押さえれば、初心者でも満足度の高い仕上がりを目指せます。
この記事では、フィットRSオーナーとして実際に感じたことも交えながら、自分で簡単にできる車コーティングの方法や失敗しないコツ、おすすめの考え方を詳しくお伝えします。
車コーティングは本当に自分で簡単にできるのか?
結論からお伝えすると、実際にやってみると、最近の市販コーティング剤は驚くほど扱いやすくなっています。私のような特別器用ではない人間でも施工できたので、初心者の方でも十分挑戦できると思います。
一昔前のガラスコーティングは施工難易度が高く、失敗するとムラになったり白く曇ったりすることも珍しくありませんでした。
しかし最近は施工性が大きく向上しています。
実際に私が使用しているシラザン50も、説明書どおりに進めれば特別な技術は必要ありませんでした。
休日の朝に洗車を始めて、お昼前には施工完了。午後はガレージ前に椅子を出してコーヒーを飲みながらボディを眺める。この時間が案外ぜいたくなんですよね。
フィットRSはボディサイズが絶妙です。ミニバンほど脚立を持ち出す必要もなく、軽自動車ほど小さすぎない。コーティング作業をしていても「ちょうどいいな」と感じる場面が多くあります。
| 比較項目 | DIY施工 | 専門店施工 |
|---|---|---|
| 費用 | 数千円〜2万円程度 | 3万円〜15万円以上 |
| 作業時間 | 半日〜1日 | 預けるだけ |
| 仕上がり | 施工者次第 | 安定しやすい |
| 愛車への愛着 | 非常に高い | 普通 |
もちろん仕上がりだけを追求するならプロ施工が有利です。
ただし、自分で洗車しながらボディの状態を確認できるメリットは想像以上に大きいものがあります。
小さな飛び石傷や塗装の変化にも気づきやすくなるため、結果的に車を長くきれいに維持しやすくなります。
車コーティングを自分で行うメリット・デメリット
メリットはコストだけではない
もちろん費用を抑えられるのは大きな魅力です。ただ、続けているとお金以上の価値も見えてきます。
しかし実際に続けてみると、それ以上の価値を感じる場面があります。
- 施工費用を大幅に抑えられる
- 好きなタイミングで施工できる
- 愛車への愛着が深まる
- 小さな異変に気づきやすくなる
私の場合、洗車中にドア下部の汚れや飛び石傷を発見することがあります。
その積み重ねが結果として車をきれいに維持することにつながっているように感じます。
以前まとめた車のドア防錆は必要?ドア下の錆を防ぐ水抜き穴・スプレー・コーティング対策をあなたにもでも触れましたが、早期発見は防錆対策にも直結します。
デメリットは下地処理の手間
一方で楽なことばかりではありません。
特に面倒なのが下地処理です。
鉄粉除去や脱脂を省略すると、どれだけ高価なコーティング剤を使っても本来の性能を発揮できません。
施工そのものより下地処理のほうが重要と言っても過言ではありません。
私も最初の頃は「そこまでやらなくてもいいだろう」と考えていました。
ところが実際には下地処理を丁寧に行った時ほど、艶や撥水の持続期間に差が出ました。
初心者でも失敗しない車コーティングDIY手順
ここからは実際の施工手順を紹介します。
フィットRSで現在も続けている方法なので、初心者の方でも参考にしやすいと思います。
STEP1 洗車で汚れを落とす
まずはカーシャンプーで丁寧に洗車します。
砂やホコリが残ったまま作業すると傷の原因になります。
ボディだけでなく、ドアの内側や給油口まわりも軽く洗っておくと仕上がりが良くなります。
STEP2 脱脂を行う
シラザン50を施工する際も脱脂は欠かせません。
ワックス成分や油分が残っていると密着性が低下します。
難しく聞こえますが、専用脱脂剤で拭くだけなので作業自体はシンプルです。
STEP3 コーティングを施工する
一度に広範囲へ塗るのではなく、ドア1枚ごとに区切って施工します。
慌てず少しずつ進めることがムラ防止の近道です。
私が特に意識しているのはボンネット裏、ドア下まわり、タイヤハウスフェンダー内の金属部分です。
普段見えない場所ですが、こうした部分こそ防錆効果を期待してコーティングしておく価値があります。
車コーティングDIYでよくある失敗とリカバリー方法
車コーティングを自分で施工する場合、多くの方が不安に感じるのが失敗です。
私も最初は「高いコーティング剤を無駄にしたらどうしよう」と少し緊張しました。
ただ、実際に何度も施工して感じるのは、失敗には共通パターンがあるということです。
事前に知っておくだけでも、かなり回避しやすくなります。
ムラになってしまった
もっとも多いのが塗りムラです。
特に夏場の直射日光下では液剤の乾燥が早くなります。
焦って広範囲に塗ると、拭き上げが追いつかずムラが残りやすくなります。
曇りの日やガレージ内で作業すると失敗はかなり減ります。
白く曇ってしまった
拭き取り不足や施工量の多すぎが原因になることがあります。
軽度であれば専用クリーナーや再施工で改善する場合もあります。
無理に強く擦ると細かな傷の原因になるため注意したいところです。
撥水しなくなった
コーティングが落ちたと思いがちですが、実は汚れが膜の上に付着しているだけというケースもあります。
私のフィットRSでも、春先の黄砂や花粉シーズンは撥水が弱く感じることがあります。
そんな時はトップコート施工やメンテナンス洗車で驚くほど復活することがあります。
| 失敗例 | 主な原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| ムラ | 乾燥が早い | 再施工・再拭き上げ |
| 白濁 | 拭き残し | 専用クリーナー使用 |
| 撥水低下 | 表面汚れ | 洗車・トップコート施工 |
| 小傷 | 下地処理不足 | 軽研磨後に再施工 |
最初は「一度施工したら終わり」だと思っていました。ところが実際は違いました。洗車してトップコートを重ねながら少しずつ状態を維持していく。むしろ盆栽を世話する感覚に近いかもしれません。
フィットRSオーナーがシラザン50トップコート付を選び続ける理由
ここからは少し実体験寄りの話になります。
私が現在もシラザン50トップコート付を使い続けている理由は、とにかく施工と維持が楽だからです。
もちろん世の中にはもっと高価なコーティングがあります。ショップで施工すると驚くような艶が出る車もありますからね。
しかし趣味として車を楽しむ立場からすると、施工のしやすさと維持管理のバランスは非常に重要です。
長く続けられることも、良いコーティング選びの条件だと感じています。
私のフィットe:HEV RSも気が付けば新車登録から3年以上になりました。
青空駐車の日もありますし、東北特有の雪や塩カルにもさらされます。
それでも洗車後のボディを見ると十分な艶が残っています。
スーパーの駐車場で買い物を終えて戻ってきた時、隣の車と見比べながら「まだまだ負けてないな」と一人でニヤニヤしてしまうことがあります。
車好きなら共感していただけるかもしれません。
また、冬場の融雪剤対策としてボンネット裏やドア下部、フェンダー内部の金属部分にも施工しています。
塩カル対策については、以前まとめた塩カリとは?雪道で愛車がサビる理由と対策をフィットe:HEV RSオーナーが本音で解説も参考になると思います。
市販スプレータイプとの違いはあるのか
もちろん簡易スプレータイプにも魅力があります。
短時間で施工できますし価格も安めです。
ただし耐久性や防汚性能には差を感じました。
| 比較項目 | スプレータイプ | シラザン50トップコート付 |
|---|---|---|
| 施工難易度 | 非常に簡単 | やや手間あり |
| 艶 | 良好 | 非常に良好 |
| 耐久性 | 数週間〜数か月 | 長期間維持しやすい |
| 防汚性能 | 普通 | 高い |
手軽さだけを求めるならスプレータイプも十分選択肢になります。
一方で、「休日の洗車を少しでも楽にしたい」「長くきれいな状態を維持したい」という方にはシラザン50のようなガラス系コーティングが向いていると思います。
なお、トップコート単体については実際に使った感想をこちらの記事でも詳しくまとめています。
シラザン50のトップコートは必要?フィットRSで3年使って感じたイオンデポジット対策の本音
車コーティングと一緒に考えたい愛車を長持ちさせる習慣
コーティングだけで車が長持ちするわけではありません。
日頃のメンテナンスとの組み合わせが大切です。
私自身、洗車をすると自然と車全体を見るようになります。
タイヤの状態、オイル交換時期、飛び石傷など、小さな変化に気付きやすくなるのです。
結果としてトラブル予防にもつながっています。
オイル管理については車検ごとのオイル交換は十分?2年放置のリスクと失敗しない交換目安でも解説しています。
また、細かな傷を見つけたら放置せず早めの対処がおすすめです。
錆との関係については車の傷は何日で錆びる?最短3日で進行する条件と放置リスク・対策まとめも参考になるでしょう。
洗車とコーティングを続けていると、不思議と車の小さな変化にも気付きやすくなります。私にとっては見た目以上に、愛車の健康診断みたいな意味合いが大きいのかもしれません。
まとめ|車コーティングは自分でも簡単、ただし製品選びが重要
車コーティングは自分でも十分施工できます。
最近の市販製品は性能も高く、初心者でも満足できる仕上がりを目指しやすくなりました。
私自身、フィットe:HEV RSにシラザン50トップコート付を施工して3年以上経過していますが、今でも洗車後の艶を見るたびに施工して良かったと感じます。
もちろん専門店の仕上がりと比べれば敵わない部分もあります。それでも自分の手で磨いた車には、数字では表せない満足感があります。
それでも休日に自分の手で愛車を磨き上げる時間には、費用以上の価値があります。
洗車が終わった夕方、きれいになったボディに夕日が映り込む瞬間は何度見ても気分が良いものです。
車コーティングを自分で簡単に始めたいなら、まずは施工しやすい製品を選び、下地処理を丁寧に行うこと。それが失敗しない一番の近道です。
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