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発煙筒の価格はホームセンターでいくら?火薬式とLED非常信号灯の値段・車検・期限を解説

メンテナンス

車の助手席足元などに置かれている発煙筒。普段はほとんど触ることがないので、車検の見積もりを見て初めて「そういえば期限があるんだった」と気付く方も多いと思います。

私自身も、妻の車の車検時に発煙筒を交換してもらった記憶があります。有償ではありましたが、こういう小さな用品ほど、あとから「自分で買えばよかったかな」と思うことがあります。

そこで気になったのが、発煙筒はホームセンターでいくらくらいなのか、火薬式とLED式ならどちらを選べばいいのかということです。

車検で交換するだけなら、それほど気にしない用品かもしれません。でも、自分で買えるものなら、価格や使い勝手くらいは知っておきたい。今回はそこを中心に調べてみました。

ホームセンターの発煙筒の価格はどれくらい?

まず一番気になる価格から見ていきます。

ホームセンターで販売されている自動車用の発炎筒は、火薬式なら600円前後から700円程度がひとつの目安になります。実際にコメリでは、国際化工の「サンフレイヤー 発炎筒」が税込628円で販売されています。

一方、発煙筒の代わりとして使えるLED式の非常信号灯になると、1,000円前後の商品が見つかります。たとえばエーモンの6904は、コメリで税込998円、カインズでも980円という価格が確認できました。

種類 価格の目安 特徴 交換・管理
火薬式発炎筒 600〜700円前後 炎と光で強く知らせる 有効期限を確認
LED非常信号灯 1,000円前後〜 赤色LEDが点滅する 電池の確認が必要
ライト付きLED式 2,000円前後の商品もある 非常信号とライトを兼用 電池の管理が必要

もちろん、価格はメーカーや店舗、時期によって変わります。特売や在庫状況によっても違ってくるので、「ホームセンターなら必ずこの値段」と決めつけるより、購入前に店舗やオンラインショップで確認するのが確実です。

それでも、車検時に交換を任せるより、自分で商品を選んで購入するほうが本体価格を抑えやすいのは確かです。

ただし、ここで価格だけを見て決めると、火薬式とLED式の違いを見落としてしまいます。数百円の差なので、次は使い勝手まで含めて考えてみます。

火薬式発炎筒とLED非常信号灯は何が違う?

昔から車に載っている発炎筒は、火薬を使って赤い炎を発生させるタイプです。対してLED非常信号灯は、電池を使って赤色LEDを点滅させます。

見た目だけなら「光るか、燃えるか」という違いに感じますが、実際には使う場面で印象がかなり変わります。

火薬式はシンプルだけど、一度使えば終わり

火薬式発炎筒の強みは、電池を必要とせず、点火すれば強い光を出して周囲に危険を知らせられることです。

日本保安炎筒工業会によると、自動車用緊急保安炎筒はJIS D-5711の規格が関係しており、有効期限は4年とされています。期限が切れると内部の劣化によって着火しにくくなったり、途中で消えたりする可能性があります。

そして当然ですが、一度点火した発炎筒は再利用できません。

「非常時に使うものだから、一度も使わないまま期限が切れる」というケースも珍しくありません。むしろ、使わないまま4年を迎える車のほうが多いのではないでしょうか。

車検の案内が来たときに、ついでに助手席足元を見てみる。そこで「もう期限が切れてる」と気付く人も多いと思います。

LED式は繰り返し使えるのが大きな違い

LED非常信号灯は、電池を使って赤色LEDを点滅させるタイプです。

たとえばエーモン6904は、国土交通省の保安基準適合品として販売されており、発炎筒の代わりに車載できます。単4アルカリ乾電池2本を使用し、新品電池なら約8時間の連続使用が可能とされています。

底面にはマグネットが付いているため、車のボディに設置できるのも便利なところです。火を使わないので、火傷や火災につながる心配が火薬式より少ないのもメリットです。

こういうタイプなら、発炎筒の期限が気になって交換するタイミングで、LED式へ切り替えるのも選択肢になります。

今回紹介するエーモン6904も、ホームセンターなどで見かけることがある車検対応のLED非常信号灯です。

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ただし、LEDなら何でも車検に対応するわけではありません。

「LEDだから発炎筒の代わりになる」と考えず、国土交通省の保安基準適合品など、車検対応を確認してから選ぶことが重要です。

比較項目 火薬式発炎筒 LED非常信号灯
点灯方法 着火する スイッチで点滅
再使用 できない 電池交換で繰り返し使用
期限・管理 有効期限4年 本体の期限より電池管理が重要
車検 基準に適合するものが必要 保安基準適合品を選ぶ

価格だけなら火薬式が安い。ただ、4年後にまた交換することまで考えると、「最初からLEDにしておこうかな」と思うのも自然だと思います。

発煙筒の期限はいつ?車検では交換が必要なの?

火薬式の発炎筒には4年の有効期限があります。

これは単純に「4年経ったら突然使えなくなる」という意味ではありません。ただ、時間の経過や湿気などによって性能が低下する可能性があるため、車検でも有効期限が切れた発炎筒は交換対象になります。

車検の見積もりに「発炎筒交換」と書かれていて、「こんな小さいものまで交換するの?」と思ったことがある方もいるかもしれません。

私も妻の車では、車検のときに有償で交換してもらった記憶があります。発炎筒そのものはそれほど高価な部品ではありませんが、車検のタイミングで指摘されると、その場で交換をお願いする流れになりやすいものです。

少しでも費用を抑えたいなら、車検に出す前に助手席足元などを確認して、発炎筒の期限を見ておくといいでしょう。

期限が近いなら、ホームセンターなどで自分で用意しておく方法もあります。

LED式なら「期限がない」だけで終わらせない

LED式非常信号灯は火薬式発炎筒のような4年期限の商品とは仕組みが違います。だからといって、買ったまま何年も放置していいわけではありません。

一番気を付けたいのは電池です。

非常時にスイッチを入れたら点灯しない。これではせっかくLED式に交換した意味がありません。

乾電池を使う製品なら、車検の前だけでなく、普段から電池の状態を確認しておきたいところです。特に長期間車に載せたままにする場合は、液漏れなどにも注意しておきましょう。

また、車種によっては純正の発炎筒ホルダーにLED式がうまく収まらない場合もあります。購入前にサイズや固定方法まで確認しておくと、取り付けてから困りません。

ホームセンターではどこに売っている?

「発煙筒を買おう」と思ってホームセンターへ行っても、食品や工具の売り場を探していては見つかりません。

まず探したいのは、カー用品コーナーです。ワイパーやオイル、バッテリー用品などが並んでいるあたりを見てみます。

ワイパー、オイル、バッテリー用品などが並んでいるカー用品売り場の近くに置かれていることがあります。店舗によって売り場構成が違うため、見つからなければサービスカウンターで「自動車用の発炎筒はどこですか」と聞くのが早いです。

また、ホームセンターなら必ず火薬式とLED式の両方が置いてあるとは限りません。

今回確認したコメリでは、火薬式のサンフレイヤーとエーモン6904の両方が取り扱われています。ただし、店舗によって在庫状況は異なり、オンラインでは在庫がない店舗も確認できます。

  • 火薬式発炎筒を探すなら「発炎筒」「自動車用緊急保安炎筒」などの表示を確認する
  • LED式を探すなら「非常信号灯」「LED非常信号灯」などの名称を確認する
  • 車検に使うなら「車検対応」「国土交通省保安基準適合品」などの表示を確認する
  • 店頭になければ、取り寄せや店舗受け取りができるか確認する

ちなみに「発煙筒」と呼ばれることが多いですが、自動車に備え付けるものとしては「発炎筒」という表記が一般的です。ホームセンターの検索画面でも「発炎筒」と入力したほうが見つけやすい場合があります。

車検前ならホームセンターで買っておくのもあり

車検の案内が届いたら、タイヤやワイパーだけでなく、発炎筒も一度確認しておくと安心です。

タイヤについても車検前に状態を確認しておくと、整備工場で突然交換を勧められて慌てることが減ります。以前書いた車検でタイヤのスリップサインがギリギリ!そのまま通る?1.6mmの基準と交換費用まで徹底解説でも、車検前に自分で確認しておきたいポイントをまとめています。

発炎筒も考え方は似ています。

「車検で指摘されてから考える」のではなく、先に自分の車を見ておく。これだけでも、車検のときの余計なバタバタを減らせます。

期限切れの発煙筒はどう処分する?

新しい発炎筒を買ったあと、意外と困るのが古いものの処分です。

ここは普通のカー用品とは違います。

火薬を含む未使用の発炎筒を、自己判断で家庭ごみに混ぜて捨てるのは避けてください。

日本保安炎筒工業会では、廃発炎筒について自治体に問い合わせ、自治体の指示に従って処分するよう案内しています。また、メーカーによる回収制度もありますが、対象となる発炎筒や回収方法には条件があります。

そのため、「期限が切れたから燃えるごみ」「古いから不燃ごみ」と自己判断せず、自治体や購入店、整備工場などに確認してから処分するのが安心です。

新しい発炎筒を買うときなら、「古いものは引き取ってもらえますか」と一言聞いてみるのも手です。

ホームセンターについても、すべての店舗が発炎筒の回収を行っているわけではありません。たとえばコーナンには対象商品を購入した場合の無料引き取りサービスがありますが、公開されている対象品目を見る限り、カー用品ではバッテリーなどが案内されており、発炎筒については店舗への確認が必要です。

つまり、「ホームセンターで新しい発炎筒を買えば、古いものも必ず回収してくれる」とは考えないほうがいいでしょう。

処分まで含めて考えるなら、買う前に店舗へ確認しておくのが一番すっきりします。

発煙筒は火薬式とLED式のどちらを選ぶ?

ここまで見てくると、価格だけなら火薬式、扱いやすさや繰り返し使用することを考えるならLED式という違いが見えてきます。

私は、これから自分で選ぶのであれば、車検対応が確認できるLED非常信号灯を候補に入れておきたいと考えています。

理由は単純で、4年ごとに有効期限を気にする必要がなく、電池を交換すれば繰り返し使えるからです。

しかも、車のトラブルは昼間に起こるとは限りません。

夜の高速道路や、見通しの悪い場所で突然車が止まったときに、後続車へ自分の車の存在を知らせることは非常に重要です。発炎筒や非常信号灯は、普段は邪魔に感じるほど出番がありません。でも、本当に必要になった瞬間には「ちゃんと使える状態だったか」が大事になります。

そう考えると、数百円の価格差だけで決める用品でもないと感じます。

今回紹介したエーモン6904は、国土交通省保安基準適合品として販売されており、赤色LEDが点滅し、マグネットで車体に設置できます。単4アルカリ乾電池2本で約8時間使用できる仕様です。

ホームセンターで手に取ったら、値段だけでなく「車検対応か」「電池は何を使うか」「車にちゃんと収まるか」まで見ておく。この3つを確認しておけば、買ってから困ることも減ります。

もちろん、今使っている火薬式発炎筒に不満がなければ、無理にLED式へ交換する必要もありません。期限を確認して、必要な時期に適切なものへ交換すれば十分です。

非常時の備えは、普段のカーライフでは目立ちません。

だからこそ、車検のときだけ思い出すのではなく、たまに助手席足元をのぞいて「期限は大丈夫かな」と確認しておく。そのくらいの距離感がちょうどいいと思います。

なお、万が一の故障や事故では発炎筒だけでなく、ロードサービスも頼りになります。自動車保険にロードサービスが付いている場合、JAFとどう使い分けるのかを整理しておくと、いざというときの判断もしやすくなります。自動車保険のロードサービスがあればJAFはいらない?両方の違いを調べて分かった安心の境界線も参考にしてみてください。

発炎筒は、使わないまま期限を迎えることのほうが多い用品です。それでも、いざというときに役に立つものだからこそ、期限切れのまま放置しないことが大切です。

まとめ

ホームセンターで販売されている自動車用発炎筒は、火薬式なら600円台から700円程度、LED非常信号灯なら1,000円前後の商品がひとつの目安です。

今回確認した範囲では、コメリの火薬式発炎筒が628円、エーモン6904が998円、カインズのエーモン6904が980円でした。価格は変動するため、購入時は店舗や公式通販で確認してください。

安さだけで選ぶのではなく、火薬式なら4年の有効期限、LED式なら車検対応と電池の状態まで確認しておくことがポイントです。

期限切れの発炎筒を処分するときも、家庭ごみへ自己判断で出すのではなく、自治体や購入店、整備工場などに確認してから処分しましょう。

車検前に発炎筒を一度確認しておけば、「交換が必要だったのか」と慌てることもありません。ほんの数分の確認ですが、こういう小さなチェックを積み重ねておくと、車との付き合いも少し楽になります。

普段は存在すら忘れているような用品ですが、必要になる日は来てほしくない。それでも、その日にちゃんと役に立つようにしておく。発炎筒は、そんなタイプのカー用品だと思います。

※ホームセンターの価格や在庫、取り扱い商品は店舗・時期によって異なります。購入前に最新の販売情報をご確認ください。

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