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車は何年乗るのが得?維持費やリセールから最適な買い替え時期を考えてみた

カーライフ

車を買ったあとに、ふと「この車、何年乗るのが一番得なんだろう」と考えることがあります。3年くらいで売ったほうがいいのか、それとも10年以上乗ったほうが結果的に安く済むのか。車好きでも、このあたりは案外悩むところです。

しかも今は、車そのものの価格がかなり高くなっています。昔のように、数年乗ったら次の車へという買い方だけが正解とも限りません。売るときの価格だけでなく、車検や消耗品、修理、税金まで含めて考えてみる必要があります。

結局のところ、車は「何年で買い替えるか」より、買い替えにかかるお金と乗り続けるお金を比べて考えるのがポイントです。

車は何年乗るのが得?まず知っておきたい考え方

「車は5年で買い替えるのが得」「いや、10年以上乗ったほうが得」という話がありますが、どちらか一方がすべての人に当てはまるわけではありません。

車を3年で売れば、まだ中古車としての価値が残っています。一方、10年、15年と乗れば売却価格はかなり低くなりますが、新しい車を買う回数を減らせます。

このあたりが、車の損得を考えるときにややこしいところです。

例えば300万円の車を3年ごとに買い替える場合と、同じ300万円の車を10年以上乗る場合では、売却価格だけ比べても答えは出ません。買ったときの金額から最後に売った金額を引いて、それを何年間使ったのかまで見ておきたいところです。

買い替えと乗り続ける場合の違い

乗り方 大きなメリット 気になる点 向いている人
3年程度 高いリセールを期待しやすい 買い替え費用が大きい 新しい車に乗りたい人
5〜7年 価値と維持費のバランスを取りやすい 消耗品の負担が増える 費用と安心感を両立したい人
10年以上 購入費を長期間に分散できる 修理・税金に注意が必要 1台を長く乗りたい人
13年以上 買い替え回数を最小限にできる 税金や経年劣化の影響が大きくなる 乗り潰すつもりの人

実際、登録乗用車の平均使用年数は13.35年まで長くなっています。昔と比べて、車を長く使うこと自体は珍しいことではありません。

つまり「10年乗ったら古すぎるから買い替え」という考え方も、今では少し違ってきています。

3年・5年・7年で買い替えるならどこが得なのか

短期間で買い替える場合、重要になるのがリセールバリューです。人気車や中古車市場で需要の高い車なら、数年乗ってもある程度の価格で売却できる場合があります。

3年目はリセールを重視する人向け

3年目は新車購入後の最初の車検を迎えるタイミングです。車検を受けずに手放せることに加え、まだ年式が新しく、中古車として販売しやすい時期でもあります。

ただし、3年ごとの買い替えは「車を安く維持する方法」とは少し違います。

売却価格が高くても、次の車を買うためにはまとまった資金が必要です。登録諸費用や税金なども発生するため、売却価格だけを見て「得した」と判断するのは早いところです。

特にリセールの良い車とそうでない車では、この方法の有利不利がかなり変わります。

5年目は買い替えと乗り続ける判断が分かれやすい

5年目になると、2回目の車検が見えてきます。メーカー保証の期間もひとつの区切りになるため、「そろそろ次の車を考えよう」と思いやすい時期です。

一方で、5年程度ならまだ大きな故障が発生していない車も多く、状態が良ければそのまま乗り続ける選択も十分あります。

ここで「車検が来たから、そろそろ買い替えよう」と急ぐ必要はありません。車検にいくらかかるのか、その先も乗るならどんな整備が必要なのかを見てから決めれば十分です。

7年目は維持費とのバランスを考える時期

7年目になると、タイヤやバッテリー、ブレーキ関連などの消耗品に加えて、足回りやエアコンなどにも年数相応の負担が出てきます。

もちろん、7年乗ったら必ず高額修理になるわけではありません。走行距離や保管状態、車種によって差があります。

それでも「車検を通すための整備」と「今後2〜3年乗るための修理」を合わせて考えると、買い替えとの比較がしやすくなります。

5年と7年で迷うなら、年数だけで決めず、今の走行距離と車の状態を一度見てみるのがいいと思います。

10年以上乗ると本当に得?長期保有のメリットと注意点

長く乗る一番わかりやすいメリットは、新しい車を買う回数を減らせることです。

例えば300万円の車を15年間使った場合、単純計算では車両本体価格だけで年間20万円です。実際には税金や保険、燃料、整備費などもかかりますが、「購入した車を長く使うほど、購入費を1年あたりに薄められる」という考え方はできます。

新車に乗り換えるたびに数百万円単位のお金を動かすことを考えれば、今の車に大きな不満がない人にとって、長く乗ることはかなり現実的な節約方法です。

ただし10年を超えたら修理費を見る

長期保有で注意したいのは、車両価格ではなく維持費のほうです。

年数が経過すると、ゴム部品や樹脂部品、サスペンション、冷却系など、走行距離だけでは判断できない部分も劣化してきます。

10年目だから必ず高額修理が発生するわけではありませんが、車検のたびにまとまった整備費が必要になる可能性は高くなります。

そこで大事なのが、「修理費が高いから即買い替え」ではなく、「この修理費を払えばあと何年乗れそうか」という考え方です。

例えば20万円の修理をして、その後5年乗れたなら、1年あたりでは4万円です。それなら「直して乗る」という選択も十分ありだと思います。反対に、直したそばから別の故障が出てくるようなら、そろそろ次の車を考える時期かもしれません。

走行距離が増えてきた車については、こちらの記事も参考になります。

20万キロの車は売れる?買取相場・下取り価格・高く売るコツを車好き目線で解説

13年目は税金も判断材料になる

長く乗る場合に忘れたくないのが13年という節目です。

ガソリン車などでは、一定の条件に該当すると新車登録から13年を超えたあたりから自動車税種別割が重課されます。軽自動車にも経年車に対する重課があります。

また、自動車重量税も車齢に応じて税額が上がる仕組みになっており、13年超、18年超がひとつの区切りになります。

ただし「13年になったら税金が急に高くなるから、必ず買い替えるべき」という話ではありません。

増える税額と、新しい車を購入するための費用を比べれば、税金が上がっても乗り続けたほうが安いケースは普通にあります。

なので、13年目は「税金が上がるから買い替えなきゃ」と考えるより、これからも乗り続けるのか、一度立ち止まって考えてみる時期くらいに捉えておけばいいと思います。

車の買い替え時期は年数より走行距離と状態を見る

同じ10年落ちでも、走行距離や使い方によって車の状態はかなり違います。年式だけを見て「もう古い」と決めてしまうのは、少しもったいないところです。

だからこそ、買い替え時期を考えるときは年式だけで決めないほうがいいです。

  • 年間の走行距離がどのくらいあるか
  • 次回車検で必要になりそうな整備費はいくらか
  • タイヤやバッテリーなど消耗品の交換時期が重なっていないか
  • 今後も乗りたいと思える車なのか
  • 現在の車を売った場合にどの程度の価格になるのか

このあたりを一つずつ見ていけば、「なんとなく古くなったから買い替える」という判断を避けられます。

買い替え前には一度査定額を知っておく

まだ買い替えると決めていなくても、今の車がいくらくらいになるのか、一度査定してみるのはありです。

例えば「10年乗ったから、もうほとんど価値はないだろう」と思っていても、車種やグレード、走行距離によっては思ったより査定額が残っていることがあります。

逆に、まだ高く売れると思っていた車が、走行距離や年式によって想像以上に下がっていることもあります。

買い替えを決めてから査定するのではなく、判断材料として現在の価値を確認しておく。

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売却するタイミングについて詳しく考えたい方は、こちらの記事もどうぞ。

車を売るタイミングはいつがベスト?査定額が下がる前に知りたい節目と判断材料

結局、車は何年乗るのが一番得なのか

では結局、何年乗るのが得なのか。ここは、車に何を求めるかで変わってきます。

車両代を含めた総支出をできるだけ抑えたいなら、10年以上の長期保有が有力です。

一方で、リセールの良い車を選び、状態が良いうちに売却して次の車へ乗り換える方法にもメリットがあります。3年なら高い売却価格を狙いやすく、5〜7年なら購入費と維持費、売却価格のバランスを取りやすくなります。

重視すること 考えやすい買い替え時期 判断ポイント 注意点
リセール重視 3年程度 売却価格が残っているうちに手放す 買い替え費用が頻繁に発生
バランス重視 5〜7年 車検・保証・整備費と売却価格を比較 車種による差が大きい
節約重視 10年以上 年間の車両コストを下げる 修理費の増加に注意
乗り潰す 13年以上 修理費と税金を買い替え費用と比較 故障リスクが高くなる

個人的には、「何年乗ったから買い替え」という決め方より、毎年一度くらい現在の車の価値と維持費を見直すくらいがちょうどいいと思います。

気に入っている車なら、10年を超えても調子が良ければ乗ればいい。逆に、5年しか乗っていなくても、故障が続いたり生活環境が変わったりしたなら買い替えていい。

車は単なる移動手段ではなく、毎日の生活で触れる時間の長い道具でもあります。数字だけで損得を決めるより、「これから何年、この車に乗りたいか」まで含めて考えることが、結果的に納得できる買い替えにつながります。

まとめ

車は3年、5年、7年、10年のどこで買い替えれば必ず得になる、というものではありません。

今の車を売ったらいくらになるのか。これから車検や修理にどれくらいかかりそうなのか。そして、自分はこの車にまだ乗りたいのか。

この3つを並べて考えると、買い替えるべき時期もだんだん見えてきます。

「今の車をあと何年乗れるか」ではなく、「あと何年乗るのが自分にとって一番納得できるか」。これが買い替え時期を決める一番大事な視点だと思います。

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